【佐伯】佐伯市蒲江竹野浦河内の高平キャンプ場に、抜群の眺望を生かした「テントサウナ」が登場した。美しい海や島、緑豊かな山を眺めながら「サウナでととのいませんか?」とアピールしている。
 昨秋、宿泊客、日帰りドライブ客の双方に楽しんでもらえる新たな観光商品開発を始めた。自慢の景色を基本に、ゆったりと過ごしてもらおうと着目したのがテントサウナ。今年2月、県補助金を利用して取り組んだ実証実験も好評で、4月中旬、新事業として始めた。
 テントサウナは2基。まきストーブ式で、ドライタイプと釜で水を沸かすスチームタイプがある。利用は1組2時間の貸し切り制。料金は2人まで5千円、1人増えるごとに2千円かかる。定員の5人利用で1万1千円。焼酎ダルを利用した水風呂、外気浴用椅子、シャワー棟の利用料も含む。
 利用は午前10時、午後0時半、同3時からの3回。手ぶらで来ても楽しめるよう、レンタルの水着(550円)、サンダル(100円)、バスタオル(330円)、ポンチョ(550円)も用意した。水曜定休だが、連休、盆、正月などは営業する。
 支配人の斉藤慶太さん(24)は「蒲江に来てほしい、好きになってほしいの思いで取り組んだ。サウナを満喫しながら雄大な景色を楽しめる。足を運んでみませんか」とPR。
 問い合わせは同キャンプ場(050・5527・1821)。