県内有数のスイカの産地今帰仁村では若手農家で作る「スイカサミット」が専門家を招いた勉強会を開きました。

今帰仁スイカサミットは今帰仁村の若手農家が連携しスイカの栽培技術の向上などを目指すものです。

28日は東京農業大学の後藤逸男名誉教授を講師に招き栽培に適した土づくりなどを学びました。

▽東京農業大学 後藤逸男名誉教授:
「作土が何センチあるかそれから作土の下の硬さがどの程度かっていうのが穴を掘る大きな目的なんですよ。きょうは3つの層に分ける」

今帰仁村のスイカ畑の土壌は栄養過多になっていると指摘されていることから後藤教授は土壌診断の必要性や方法を詳しく解説しました。

▽参加者は:
「いままではインターネットとかで調べてやっていた部分があったんですけど、しっかりした方法をちゃんと学べた。いいスイカづくりに専念出来たらと思います」

土壌の改良の仕方や肥料の与え方についての講演会も開かれ参加者は熱心に聞き入っていました。