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26日夜、南風原町の町道で迷子になっていたポニーを警察が保護し飼い主を探していました。一夜明けて飼い主が現れ、ポニーは無事に引き渡されました。

26日の午後8時過ぎ、南風原町新川の町道で、「仔馬が走っていた」と複数の目撃者から110番通報がありました。

通報を受けた与那原警察署の地域課の警察官2人が現場に駆けつけると、道路を歩いていたポニーを発見しました。近づくと逃げ回るため、なんとか落ち着かせたということです。

警察署でポニーを保護するために、搬送用の車両に乗せることを検討しましたが、暴れて逃げるかもしれないと判断し、警察官は署までのおよそ3キロの道のりをポニーを連れて徒歩で向かったということです。

保護されたポニーは、体高がおよそ120センチメートル、体長150センチメートルのメスで、毛は白っぽく青い目をしています。

保護されたポニーは署の敷地で一夜を過ごし、27日昼過ぎに飼い主が引き取りに現れたということです。

与那原署の佐久本学副署長は、「朝、署員が見に来たらコンクリートに生えていた草が全て食べられていて、さらに糞だらけだったのでみんなで掃除をした」
「去年、副所長に就任して以来、馬が逃げたという通報はあったが、署に届けられたのは初めてで滅多にない来客にびっくりしている」と話していました。