ハロー!プロジェクト所属のアイドルグループ・Juice=Juice(ジュースジュース)のリーダー・植村あかり(25)が23日、都内でソロ写真集『Strelitzia(ストレリチア)』(オデッセー出版)の発売記念イベントを開催。イベント前の取材会では、グループ卒業を目前に控えた現在の心境を明かした。

 Juice=Juiceは2013年2月に結成し、同年9月に宮崎由加、金澤朋子、高木紗友希、宮本佳林、植村あかりの5人でメジャーデビュー。植村は現在グループ最後のオリジナルメンバーで、2021年11月の横浜アリーナ公演で初代リーダー宮崎、2代目リーダー金澤に続く3代目リーダーに就任し、グループをけん引してきた。

 植村は「「ひょんなことからハロー!プロジェクトに入らせていただいて、ハロプロ研修生を経てここまでやってきました」と約10年のアイドル人生を回顧。

 6月14日に日本武道館で開催されるコンサート『Juice=Juice Concert Tour 2024 1=LINE 植村あかり卒業スペシャル』をもって、グループおよびハロー!プロジェクトを卒業するが、「総括するには文字が足りません。ですが、この活動をやってきて、一番の強みは人のつながりを感じることができたことだと思う」と伝え、「たくさんのJuice=Juiceファミリーやメンバー、スタッフさんが支えてくれたおかげでここまで続けることができた。誇りに思います」と感謝を伝えた。

 自身4冊目となる本作では、グループ卒業を目前に控えた現在を、ストレリチア(極楽鳥花)のように華々しく、つややかに撮影。新たな道を歩み、輝かしい未来へ向かって進んでいく姿を記録した。植村自身も「これまで出してきた3冊とは色が違っていて、ロケ地や衣装などまでほぼ自分でプロデュースさせていただいたり、ワンちゃんと一緒に撮影したいという夢も実現した」と喜び、「私のやりたいことが詰まった夢のような1冊になりました。みなさんにも絶対に喜んでいただけると思います」と自信をにじませた。