東京・有楽町駅前広場にオープンする「塩対応食堂」(期間:2024年5月9日〜11日)

 こんな“塩対応”なら大歓迎かも!? 1食あたり塩分を2g未満に抑えた「塩対応料理」が無料で試食できる「塩対応食堂」が、5月9日〜11日の3日間、東京・有楽町駅前広場(東京都千代田区有楽町2-7-1)で開催されます。

 開催時間は5月9日14:30〜19:00、5月10日・11日が12:00〜19:00まで。

 イベントの主催は、医療現場で医師が患者に処方する「治療アプリ」を研究開発・製造販売している医療機器メーカーの株式会社CureApp。5月17日の「世界高血圧デー」に先立ち開催されます。

 会場では同社の「高血圧治療補助アプリ」を体験した参加者を対象に、高血圧症患者に推奨される「1食あたり塩分2g未満」の減塩メニューを無償で提供。

 提供されるメニューは「“塩対応”どんぶり」「“塩対応”うどん」の2品。各日約300食が振る舞われ、なくなり次第終了です。

 「“塩対応”どんぶり」(塩分量1.47g)は減塩顆粒だしとごま油で風味を広げ、玄米ご飯にすりごまを混ぜ込んで香りを引き立てているそうです。

「“塩対応”どんぶり」(塩分量1.47g)

 「“塩対応”うどん」(塩分量1.92g)には塩分0の麺を使用し、大幅な減塩を実現。かつお節と椎茸で豊かな香りと旨味を演出し、ゆで卵と出汁の染みた薄揚げとさやえんどうで満足感のある食べ応えを感じることができるとのことです。

「“塩対応”うどん」(塩分量1.92g)

 “塩対応料理”の開発を手掛けたのは、食を医学的な観点から研究し、レシピ本を多数手掛ける医師の伊藤明子さん。さらに日本高血圧学会 減塩・栄養委員会委員を務める医師の日下美穂さんが監修を担当しています。

 「高血圧治療補助アプリ」で自分の塩分摂取レベルを把握し、減塩メニュー体験でその感覚を実感、さらに血圧測定で自分の身体の現在地点を知ることができるという、一石三鳥なこのイベント。たまには自分の身体に“塩対応”してみるのもいいかも?

情報提供:株式会社CureApp

Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 天谷窓大 | 配信元URL:https://otakei.otakuma.net/archives/2024042703.html