ももいろクローバーZのリアルな姿を配信するテレ朝動画のオリジナル番組『ももクロChan』。

#658は新コーナー「6×6 Talk Battle」と、高城れにソロコンの定点観測をお届け!

◆あーりんのツッコミに、M-1ファイナリストも脱帽

#655から続く新企画「6×6 Talk Battle」は、6人のプレイヤーが、6つのお題トークに挑戦するという、ガチのトークコーナーだ。ももクロからは高城と佐々木彩夏が参加。ゲストにタイムマシーン3号の関太と山本浩司、ピン芸人のチャンス大城、実話怪談師の吉田悠軌を迎え、司会は『ももクロChan』ではおなじみの東京03・飯塚悟志だ。

6つのテーマは「まぁびっくりした出来事」「私 隠し事してました」「ピー無しじゃ話せないお話」「自分だけの不思議なお話」「本当に実在した面白い人」「本邦初公開のとっておきのお話」。話し終えると、聞き手の5人が「グッときた」か「なんだかな〜」で投票し、最終的に「グッときた」をもっとも多く集めたプレイヤーが優勝となる。

いよいよ決着となる今回は、吉田から話しはじめる。これまでの展開で明らかとなったのは、吉田と佐々木の軽妙な掛け合いだ。怪談が大の苦手である佐々木は、怖さを緩和させるために合いの手を入れていき、それが吉田のトーク中に見事なツッコミを入れるかたちになるのだが、まるで上質な漫才を思わせる出来栄えなのだ。

飯塚とタイムマシーン3号のふたりは、すっかり佐々木と吉田の「怪談漫才」の虜だが、佐々木は最後まで嫌がり「イヤだよー。楽しく終わろうよー」とごねる。

そんな佐々木をよそに、吉田は「佐々木さんの話を聞いて思い出した」といい、「私 隠し事してました」というテーマで、とあるカップルの旅行中に起きた恐怖体験を語る。熱海での旅行中、至るところで人から因縁をつけられる彼女。彼氏はその理由を知らなかったが、深夜に彼女の口から驚くべき事実が告げられる…という実話怪談だ。

吉田がしゃべっている間、佐々木は頬杖を突き、しかめっ面で聞いている。絶妙のタイミングでの合いの手は、前回までと変わらず健在。吉田が笑いながら「っていう話を、佐々木さんの話で思い出しました」と言って怪談を終えると、佐々木は間髪入れずに「なんでだよ! なんで私の話でコレ思い出したの!?」とツッコむ。

そんなふたりの掛け合いに、『M-1グランプリ』決勝経験者の関は「(吉田が話している間)ツッコミの方(佐々木)は雰囲気だけで“私が正しい”っていうのを出して、最後にまとめて回収する」「ひとつの理想形」と『M−1』さながらの講評で大絶賛。

飯塚が「この企画で新星コンビが誕生しました」というと、佐々木は「嫌だ、共演NGだから!」と吉田を断固拒否する。しかし、吉田は「(佐々木と組むのは)やぶさかではない」と応答する。ももクロではすでに高城がピン芸人・永野とコンビを組んでお笑いライブも開催しているが、佐々木と吉田の怪談漫才も実現するかも!?

◆チャンス大城のおもしろ怪談

最後に話すのは、チャンス大城だ。チャンスは「本当に実在した面白い人」というテーマで、合コンで出会った風変わりな女性のエピソードを披露する。

その女性は、なんと「テルミンの腕前が全国8位」だと言い出し、その場で演奏し出したのだが…。このエピソードの驚愕のラストは、ぜひ本編で確かめてほしい。

ここまでほぼパーフェクトに「グッときた」を獲得してきたチャンス、優勝をその手中に収め、最後にウイニング・ランならぬ、ウイニング・トークを披露することに。

「ピーター」というタイトルの話は、なんと佐々木の嫌いな心霊体験エピソードだ。しかし、心霊もチャンスの手にかかれば爆笑トークに仕上がるから驚きだ。チャンスが定時制高校時代に遊んでいたノグチという友人の家で起こった、悪魔との奇想天外なエピソードは爆笑間違いなし。

このエピソードに大笑いした佐々木は「心霊現象みたいな話がこんなに楽しく聞けたのはじめてだったんで、吉田さんも見習ってほしいです」とコメントするのだった。

結局、20「グッときた」を獲得したチャンスが圧勝するかたちとなった「6×6 Talk Battle」。ぜひ次回も、チャンスの抱腹絶倒トークや、佐々木と吉田の掛け合いが見たい!

◆高城れにソロコンの舞台裏に密着!

番組後半は「ライブ会場の一角にカメラを置いたら◯◯が取れました」。今回は「Yokohama開高祭 編」と題して、3月9日にKT Zepp Yokohamaで行われた高城のソロコンの舞台裏に密着。

二部公演の合間、何度もカメラの前に現れる高城だが、ももクロのライブのときとは様子が違う。いつものおちゃめな高城は鳴りを潜め、少し緊張している様子。ソロコンはやはり緊張感があるようだ。

定点カメラの前には事務所の後輩アイドル・CROWN POPや、ライブに華を添えたバックダンサーも登場する。高城を支える彼女たちからも、高城の裏話が明かされる。

終演後、ようやく緊張から解放され、リラックスした高城が登場。ボイストレーナーで、ライブではコーラスを担当したMARICOと高城がライブを振り返る。MARICOが涙もろい高城をステージ上で泣かせようとすると、まんまと高城は涙をこぼしたそう。

そんな高城は今年で30歳になる。三十路を記念して行われるソロライブ『30祭』は、6月25日(日)にぴあアリーナMMで開催されるとのこと。アイドルとして円熟の時を迎えている高城のソロライブをぜひ目撃しよう!