2024年6月11日からの大雨の影響で県内各地で土砂崩れなどの被害がでています。沖縄気象台によりますと降り始めからの雨量が2024年6月12日午後5時までに粟国村で285ミリ南城市糸数で257.5ミリなどとなっていて、各地で、道路の冠水や土砂崩れなどが発生しています。

消防などによりますと、6月12日午前6時ごろ名護市の名桜大学近くのアパートの駐車場の一部が崩れ車2台が崩れた場所から落下しました。また、6月12日午前3時半ごろ北谷町吉原で住宅に隣接する斜面の土砂が高さ15m幅およそ6mにわたり崩れました。

この土砂崩れによるけが人は出ていませんが斜面の木が倒れ、住宅に駐車していた車に直撃したほか一時、道路に木がはみ出し、車が通行できない状況となりました。

現在は、撤去されているという事です。気象台では、引き続き低い土地の浸水や河川の増水に十分注意するよう呼びかけています。