かつてウクライナ代表FWとして活躍したアンドリー・シェフチェンコ。47歳になった同氏は今年1月にウクライナサッカー連盟の会長に就任した。

『The Athletic』によれば、シェフチェンコ会長率いる同連盟は、国内の審判レベルを改善するために急進的な取り組みを行っているという。そのひとつが、審判に対するポリグラフ(ウソ発見器)の導入。

シェフチェンコ会長は「ポリグラフはどの審判と働くことができるか、働くことができないかを理解するための情報をより多く得る機会になると考えている。我々はまっさらな状態からスタートする」とその理由を説明している。また、ポリグラフ検査に合格できなかった者は審判失格になると断言したという。

ウクライナには汚職の歴史があるそうで、汚職や賄賂、八百長を根絶するための施策のひとつとして導入したようだ。

また、ウクライナではポリグラフが他国よりも一般的だそうで、法廷で使用されたり、軍や法執行機関、銀行などの就職面接でも定期的に使われているという。