失意のアジアカップを経て再び始動した森保一監督率いる日本代表。今月は、北朝鮮とのワールドカップ2次予選、ホーム・アウェイ2連戦に臨む。

今回、フレッシュな名前から電撃復帰を果たした大ベテランまでいることから招集メンバー26名が現在着用しているスパイクを調査。メーカーごとに紹介する。

Asics(1名)



毎熊晟矢



DF/セレッソ大阪



着用スパイク:アシックス DSライト X-FLY PRO 2



毎熊は今年1月、Asicsとアドバイザリースタッフ契約を締結。「Asicsのスパイクは軽くて履きやすいだけでなく、足への負担が少ないのでとても助けられています。新品でもすぐに試合で履けるような、足なじみの良いところが気に入っています」と語っている。

着用している『DSライト X-FLY PRO 2』は、軽さと優れたフィット性から得られる“素足感覚”で履ける着用感に加え、靴底にデジタル設計技術を用いることでシューズと足の一体感を高めスプリント能力を発揮しやすくしたエリートモデルだ。

Mizuno(3名)



守田英正



MF/スポルティング

相馬勇紀



MF/カーザ・ピア

両選手の着用スパイク:ミズノ モレリア ネオ 4 JAPAN



田中碧



MF/フォルトゥナ・デュッセルドルフ



着用スパイク:ミズノ モレリア 2 JAPAN



ミズノは今回3選手。守田英正と相馬勇紀が履いている『モレリア ネオ 4 JAPAN』は最新モデル「CHARGE PACK(チャージパック)」の限定カラーだ。

クラブで好調の田中碧は、昨年8月に発売された「RELEASE PACK(リリースパック)」の『モレリア 2 JAPAN』を最近履いている。

Nike(7名)



長友佑都



DF/FC東京

着用スパイク:ナイキ マーキュリアル スーパーフライ 8 エリート



橋岡大樹



DF/ルートン・タウン



中村敬斗



MF/スタッド・ランス

両選手の着用スパイク:ナイキ ズーム マーキュリアル ヴェイパー 15 エリート



前田大然



FW/セルティック

着用スパイク:ナイキ ズーム マーキュリアル ヴェイパー 15 エリート



板倉滉



DF/ボルシアMG



小川航基



FW/NEC

両選手の着用スパイク:ナイキ ティエンポ レジェンド 10 エリート



上田綺世



FW/フェイエノールト

着用スパイク: ナイキ ファントム GX 2 エリート



7名は2チーム。

Nikeでは、長友佑都がサプライズ招集された。彼が履いている『マーキュリアル スーパーフライ 8 エリート』は最新作『スーパーフライ 9』の一つ前のモデル。長友はカタールワールドカップ時からこのスパイクを愛用している。

なお、前田大然以降の選手たちが履いているのは、最新コレクション「Mad Ready Pack(マッドレディパック)」。

Puma(7名)



前川黛也



GK/ヴィッセル神戸

着用スパイク:プーマ キング アルティメット



谷口彰悟



DF/アル・ラーヤン

町田浩樹



DF/ユニオン・サン=ジロワーズ

堂安律



MF/フライブルク



3選手の着用スパイク:プーマ ウルトラ アルティメット



遠藤航



MF/リヴァプール



渡辺剛



DF/ヘント

川村拓夢



MF/サンフレッチェ広島

3選手の着用スパイク:プーマ フューチャー 7 アルティメット



Pumaも同じく7名。

「ウルトラ」「フューチャー」「キング」というシリーズに変わりはないが、今年1月に「フューチャー」がアップデート。90分間絶え間なくステップを踏み、クリエイティビティを発揮することができるスパイクとしてさらなる進化を遂げ、ナンバリングも復活した。

ポイズンピンク×プーマホワイト×プーマブラックの『ウルトラ アルティメット』とともに「PHENOMENAL PACK(フェノメナルパック)」として展開されている。

adidas(8名)



伊藤洋輝



DF/シュトゥットガルト



大迫敬介



GK/サンフレッチェ広島

佐野海舟



MF/鹿島アントラーズ

3選手の着用スパイク:アディダス コパ ピュア 2



浅野拓磨



FW/ボーフム

菅原由勢



DF/AZ

久保建英



MF/レアル・ソシエダ



3選手の着用スパイク:アディダス エックス クレイジーファスト ELITE



南野拓実



MF/モナコ



鈴木彩艶



GK/シント=トロイデン

両選手の着用スパイク:アディダス プレデター ELITE ロー



今回最多はadidas。日本代表での着用選手が一時は3-4名まで減少したが、復活を果たした。

「コパ」が3名、「エックス」が3名、「プレデター」が2名とバランスが良く、パリ世代の主力である久保建英と鈴木彩艶もいることから今後再び勢力を増していきそうな気配だ。

北朝鮮との対戦が様々な意味で注目されるなか、選手たちの“足もと”でも引き続き熱い戦いが繰り広げられている。