中国の著名軍事ブロガー・盧克文(ルー・カーウェン)氏のSNS投稿に反響が寄せられている。

盧氏は1日、SNS・微博(ウェイボー)アカウントで「日本や韓国の若者は国内のメディアが報じるほど厳しい生活を送っておらず、ほとんどの人が残業をあまりせず、退勤後はいろいろな遊びや趣味に興じている。日本の若い女性は、今や専業主婦になる人は少なくなった。われわれの印象の中にある、狂ったように残業する日本人や韓国人は少なくなり、若者たちの多くは生活を楽しんでいる。国内の情報は更新する必要がある」とつづった。

同氏は6月末から日本を訪れているようで、日本のスーパーや食事、街の様子などを相次いで投稿している。

中国のネットユーザーからは「それってあなたの印象だよね」「どれだけのデータを集めたんだ? そんなに簡単に結論を出していいのか?」「日本人は結婚すらしなくなった。専業主婦なんているわけなかろう」「日韓は経済が悪いのだからもちろん残業なんてないだろう。多くの人が仕事がなく、毎日遊んで暮らしてるんだよ」などの声が上がった。

一方で、「傷ついたぞ」「なぜこっちは残業ばかりなのか」「日本の若者の生き方こそが生活だ。仕事とは永遠に終わらないものだということを知るべき」「国内メディアは知らないと思うのか? 彼らが情報を更新したところで、われわれの幸福感は上がらないんだよ」「つまり、実際の状況なんて誰も聞きたくないということだ」などのコメントも少なくない。

このほか、「中国人が彼らの代わりに頑張ってるのさ」「実は生活が苦しいかどうかや、競争が激しいかどうかは個人によるんだよ」「国内の正常な人は、日韓がどうとか知ったこっちゃない」などのコメントも寄せられている。(翻訳・編集/北田)