[27日 ロイター] - 米医療保険・医療サービス大手ユナイテッド・ヘルス・グループは27日、傘下で保険請求サービスを手がけるチェンジ・ヘルスケアに対するサイバー攻撃で影響を受けた医療機関に、これまでに33億ドル超を支払ったと発表した。

チェンジ・ヘルスケアは先月21日に「ブラックキャット」と名乗るランサムウエア(身代金要求型ウイルス)集団からサイバー攻撃を受け、医療業界に混乱を招いた。

保健福祉省は、保護された医療データへの不正アクセスがあったかどうかを調査している。また、国務省は同ハッキング集団に関する情報に最高1000万ドルを提供するとしている。