[28日 ロイター] - 全米リアルター協会(NAR)が28日発表した2月の中古住宅販売仮契約指数は前月から1.6%上昇の75.6となった。在庫の緩やかな増加などが寄与した。ロイターがまとめたエコノミスト予想は1.5%上昇だった。

前年同月比では7%低下した。

NARのチーフエコノミスト、ローレンス・ユン氏は、住宅価格が高い北東部と西部では値ごろ感を巡る問題が重しになっているとし、「所得の伸びを上回るペースでの住宅価格の上昇は健全とは言えず、初めて購入する人にとってさらなる課題となる」と述べた。

地域別の前月比では中西部が10.6%上昇と最大の伸びを記録。前年同月比では全ての地域で低下した。