[ワシントン 17日 ロイター] - ドイツのリントナー財務相は17日、同国には構造改革が必要と述べ、経済成長の弱さに失望を示した。

国際通貨基金(IMF)は16日に公表した最新の世界経済見通しで、ドイツの消費者信頼感の低迷が続いていることを背景に、2024年の同国の国内総生産(GDP)伸び率予想を0.2%、25年は1.3%とし、それぞれ0.3%ポイント下方修正した。

リントナー氏は、ワシントンで開催中のIMF春季会合にあわせて開かれたパネル討論会で、ドイツが悲惨な状況を脱却するには構造改革が必要と発言。改革の目的は競争力強化、官僚主義の緩和、減税だと説明した。