Yantoultra Ngui

[シンガポール 18日 ロイター] - 米アップルは17日、シンガポールのアン・モー・キオにある同社の地域キャンパスを拡張するため、2億5000万ドル以上を投資する計画を明らかにした。

同社は2022年、既存のオフィスの向かいに位置するビル2棟を購入したが、このビルの大規模な改装を行う。

ティム・クック最高経営責任者(CEO)は声明で「シンガポールはまさに唯一無二の場所だ。クリエーター、学習者、夢を見る人が集うこのダイナミックな社会と築いた関係を誇りに思う」と述べた。

同社がシンガポールに最初の拠点を開設したのは1981年。当時は72人の従業員が初期のパーソナルコンピューター「アップルII」の製造に関わった。

シンガポールは現在、同社の地域オペレーションセンターになっており、3600人以上の従業員が働いている。