[19日 ロイター] - ウクライナ軍のシルスキー総司令官は18日、数で勝るロシア軍に対しウクライナが優位に立つには無人機(ドローン)の開発が重要だと述べた。

同氏はテレグラムで、「無人機の開発は私の優先事項だ」と述べ、「数で勝る相手に対して質的優位を確保するために、非対称的な解決策を模索している」と語った。

ウクライナとロシア双方がドローンの使用を増やすことで、戦いは前線での戦闘から互いの軍事、エネルギー、輸送インフラへの攻撃にシフトしている。

ウクライナ軍が戦場で兵士と武器の数で劣勢に立たされる中、ロシア軍は前線全体で圧力を強め、徐々に前進している。

軍事アナリストによれば、ウクライナは砲弾や他の従来兵器が不足しているため、無人機でロシアに対し技術的に優位に立てる可能性がある。だが、ロシアの無人機産業も急速に発展している。