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[28日 ロイター] - 28日のウクライナ統計局の発表によると、2023年の同国国内総生産(GDP)は5.3%のプラス成長となった。ロシアが侵攻した22年は、約30%のマイナス成長だった。

スビリデンコ第1副首相兼経済相は今年1月、5%のプラス成長を予想していた。

統計局は開戦以来、完全なデータを発表しておらず、今回は侵攻後初の通年の数字発表となった。内容は1行のみで、成長要因の詳細には触れなかった。

当局者らは、22年のGDPはマイナス28.8%だったとし、今年は4.6%のプラス成長を期待するとしている。

西側の支援に大きく依存する現在のウクライナにとって不可欠となっている米国の経済支援は、共和党の反発で数カ月にわたり滞っている。

ただ、マルチェンコ財務相はテレビ放映されたコメントで、4月に支援策が米議会で可決されるとみる「あらゆる根拠がある」とし、「様々な予想外の事態が考えられるものの、われわれは(可決に対し)極めて楽観的」と述べた。