[ベンガルール 4日 ロイター] - S&Pグローバルがまとめた3月のHSBCインドサービス部門購買担当者景気指数(PMI)確報値は61.2で、2月の60.6から上昇した。雇用は過去7カ月で最も速いペースで増加し、輸出も記録的高水準だった。

速報値の60.3を上回り、景況改善と悪化の節目となる50を32カ月連続で上回った。

HSBCのエコノミスト、イネス・ラム氏は「インドのサービス業PMIは2月に小幅落ち込んだが、底堅い需要を背景に売上と企業活動が好調となり、3月に上昇に転じた」と述べた。

輸出は2014年9月以降で最も速いペースで拡大した。雇用も昨年8月以来の高水準となった。

総合PMI確報値も61.8と前月の60.6から上昇し、8カ月ぶり高水準を記録。速報値の61.3を上回った。