[東京 18日 ロイター] - 気象庁によると、四国地方で17日午後11時14分ごろ、最大震度6弱の揺れを観測した。震源地は豊後水道、地震の規模を示すマグニチュードは6.4。その後に震度4を1回、震度3を2回、震度1を4回観測した。いずれも津波の心配はない。

最初の地震で最も揺れが強かったのは、愛媛県愛南町と高知県

宿毛市の震度6弱。大分県で震度5弱のほか、熊本県や福岡県、宮崎県、広島県、山口県、島根県、大阪府、京都府、奈良県、長野県など広範囲で揺れを観測した。

政府は官邸対策室を設置。18日未明に会見した林芳正官房長官は「(四国電力の)伊方原子力発電所をはじめ原子力施設については現時点で異常があったとの報告を受けていない」とし、引き続き震度6弱程度の地震が起きる可能性に注意を呼びかけた。人的・物的被害は確認中とした。