[21日 ロイター] - 米航空宇宙局(NASA)は21日、米航空宇宙大手ボーイングの新型宇宙船「スターライナー」の打ち上げを再延期した。推進システムのヘリウム漏れについて、調査にさらに時間をかけるとしている。

スターライナーは国際宇宙ステーション(ISS)に向けて初の有人飛行を予定しており、25日に打ち上げる計画だった。NASAは声明で、次回の打ち上げ予定は検討中と説明した。

7日の打ち上げはロケット「アトラス」の不具合により直前に延期になった。この時に推進システムのヘリウム漏れが見つかった。

ISSへの有人飛行はスペースXの「クルー・ドラゴン」が2021年から行っている。