天草市の稜南中学校の体育大会では、天草ハイヤ節が披露され、威勢の良い声がグラウンドに響きました。

稜南中学校では、体験を通して伝統文化を地域に発信しようと、5年前から体育大会のプログラムに天草ハイヤ節を取り入れています。

法被姿や櫂を持った生徒たちは、保護者たちが見守る中天草ハイヤ節を披露。

踊りのほかに太鼓や唄、三味線の演奏まで生徒が担当するのは珍しいということで、生徒たちは先月下旬から外部講師の指導のもと練習を積み重ねてきました。

軽快なリズムに合わせた全校生徒276人の踊りに観客たちは見入っていました。

「最高のハイヤに仕上がっていたので良かったです。最後だったのでみんな楽しめていたので良かったと思います」(ハイヤ全体責任者 石井結菜さん)