熊本市のアパートで6月20日、2人の遺体が見つかりました。このうち1人の遺体はベランダから見つかっていて、警察が死体遺棄の疑いも視野に捜査しています。

6月20日午後4時ごろ、熊本市中央区渡鹿のアパートで、管理する不動産会社の社員から「男性が倒れている」と119番通報がありました。

消防や警察が駆け付けると男性は既に死亡していて、ベランダのポリバケツからは白骨化した遺体も見つかりました。

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――けんかする声などが聞こえたことは?
近所に住む人「そういうのは全然ない。びっくりしましたよ、ましてやポリバケツに白骨が入っているなんで」

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警察によりますと、ポリバケツは90リットルほどの容量がある直方体で、発見時には、ふたがしてあったということです。

記者「白骨化した遺体が入っていたポリバケツと同様のものです。身長165センチほどの私が、かがんで首を曲げると高さはギリギリですが、入るとなると少し窮屈に感じる大きさです」

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男性の遺体に外傷はなく、この部屋に住む80代の女性とも連絡が取れないことから、警察は、2人の遺体が60代の息子とその母親の可能性が高いとみて死因の特定などを急ぎます。