香川県高松市で今月、市民がコンビニエンスストアから証明書を申請し、受け取れるサービスを利用したところ、誤って別の証明書が交付されるミスがありました。ほぼ同じ時刻に違うコンビニから申請していた別の市民のものとみられています。

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(高松市 中谷厚之市民局長)
「申し訳ありませんでした」

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ミスがあったのは、マイナンバーカードを使って住民票の写しなどがコンビニの端末で受け取れるサービスです。

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高松市によりますと今月4日の午後6時前、50代の女性と60代の男性が別々のコンビニから1秒違いで証明書を申請したところ、女性に対して、男性のものとみられる証明書が交付されたということです。

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本来は先に申請した女性の証明書を作成している間は、後から申請した男性の証明書は「作成待ち」となるはずが、プログラムのミスで「作成待ち」が解除され後に申請した男性のデータが先に申請した女性の証明書に上書きされて印刷されてしまったとみられています。

システムの運用・保守を行う富士通Japanの作業ミスによるもので、高松市は再発防止の徹底を強く要請したということです。高松市は2人の市民に謝罪しています。