パリ五輪のレスリング、グレコローマンスタイル77キロ級の代表で、香川県高松市出身の日下尚選手がきのう(26日)、東京で開かれた会見に出席し、大会への意気込みを語りました。

(日下尚選手)
「このオリンピックのために生きてきたし、いろいろな時間をレスリングに使ってきたので、想いを全て込めて、パリの舞台で絶対に金メダルを獲りたい」

高松市出身で、神戸市の三恵海運に所属する日下尚選手です。去年の世界選手権で銅メダルを獲得し、パリ五輪への出場を決めていました。

中学校時代に相撲で鍛えた、相手を押し出す足腰の強さが持ち味です。きのうの会見では、故郷から思いがけない応援があったと語りました。

(日下尚選手)
「香川県の製粉所から、うどんが180人前届いて、パリ五輪まで毎日うどんが食べられます」

うどんのコシも味方に、金メダルへ。日下選手が出場するグレコローマンスタイル77キロ級は、8月6日に初戦が予定されています。