家族連れなどでにぎわう会場=吉野ヶ里町の吉野ケ里歴史公園

 県内外から手作り作品が集まる「弥生の丘マルシェ」が、吉野ヶ里町の吉野ケ里歴史公園「市の広場」で開かれている。36のハンドメイドショップや12のグルメブースが並び、家族連れなどでにぎわった。6日まで。

 ステージでは太鼓の団体やシンガー・ソングライターなどの出演者が、歌やパフォーマンスで会場を盛り上げた。アクセサリーや洋服を並べたハンドメイド作家は、作品のこだわりや使い方を来場客に語り、ワークショップなども開いた。

 同公園主催の縁日コーナーは、射的に人気が集まった。企画係の木下俊郎さんは「昨年より来場客が増え、ほぼコロナ禍前の水準に戻った」と話した。

 神埼そうめん協同組合は神埼そうめんまつり(5日まで)でそうめん流しを行った。子どもたちは流れてくる麺に歓声を上げ、器に山盛りのそうめんに舌鼓を打った。井上義博代表理事は「10年20年先も、神埼そうめんを楽しんだことを覚えていてほしい」と目を細めていた。(花木芙美)