丸太のペンダントを作る参加者=佐賀市富士町の県北山少年自然の家

 「こどもの日」の5日、佐賀市富士町の県北山少年自然の家で「北山ファミリーフェスタ」が開かれた。多くの家族連れが訪れ、火おこし体験やペンダント作り、スタンプラリーなどで大型連休の思い出をつくった。

 小城市の飯田琉貴君(11)は火おこしに挑戦。火おこし器を懸命に動かして煙が立った後もなかなか火が付かず、「大変だった。この道具で火おこしをしていた昔の人はすごいと思った」と話した。

 両親と参加した唐津市の佐々木よしのちゃん(5)はペンダント作りを体験した。ペンで絵を描いた手のひらサイズの丸太ペンダントを手に、「にぃにに見せたい」と祖父母と出かけている兄を思って笑顔を見せた。

 嬉野市の蒲原雫さん(9)は、皿が五つ並んだ5連けん玉で遊んだ。普段からけん玉を楽しんでいて「玉を全て皿に入れるの難しいけど、珍しいけん玉で遊べて楽しい」と熱中していた。(丸山美陽)