メンバー31人が講師やスタッフらと顔合わせした発会式=鳥栖市社会福祉会館

 鳥栖市を拠点に活動する「キッズミュージカルTOSU」が17日、発会式を開き、1年の活動をスタートさせた。市内や県内外の近隣校から集まった小学2年から高校3年までの31人が顔合わせし、来年4月の公演に向けて始動した。

 5月の入団オーディションで6人が新たに加わった。発会式は市社会福祉会館で行われ、総合演出などを手がける平田亮さんら講師陣やスタッフが出席。佐々木英利教育長が「ミュージカルは主役の人もいれば、主役じゃない人もいると思う。一人一人が自分の目標を持って取り組んで」と激励した。

 初日は早速グループに分かれてダンスや歌、演技を練習した。今期は国民スポーツ大会・全国障害者スポーツ大会や全国農業担い手サミットをはじめ、地域イベントなど20カ所以上に出演を予定している。

 活動4年目で、イベント時の歌の選抜メンバーに最年少で選ばれた空久保花里菜さん(基里小5年)は「歌の選抜メンバーは初めてなので、うれしいし緊張もする。演技力を高めたいし、頑張りたいことがいっぱいある」と話していた。追加メンバーも随時募集する。問い合わせは同ミュージカル、電話0942(55)1000。(樋渡光憲)