酒類総合研究所(広島県東広島市)は22日、2023酒造年度(23年7月〜24年6月)に製造された清酒の出来栄えを競う全国新酒鑑評会の結果を公表し、特に優れていると評価した金賞酒195点を発表した。秋田県の金賞酒は10点で、全国で5番目に多かった。このうち、秋田酒類製造(秋田市)の御所野蔵は20回連続で金賞受賞を果たした。入賞は8点だった。

 本県からは30点が出品され、出品数に占める金賞の割合は33・3%で、全国平均(23・6%)を上回った。金賞数が最も多かったのは兵庫県19点、次いで福島県18点、山形県14点、長野県12点だった。