鳥取県大山町の国立公園・大山で発生した雪崩に伴う遭難事故で、鳥取県警は28日までに斜面上での捜索を終え、今後は目視で行方不明となっている福岡市の男性(55)を捜索する方針を明らかにした。

 大山遭難広域救助隊の隊員7人ほどが26〜28日、斜面に入り、雪に刺して人を捜す棒「プローブ」を使って捜索したが、見つからなかった。29日以降は毎日2人程度で捜索する。

 雪崩は2日に発生。3人が巻き込まれて2人が行方不明となり、16日に福岡市の男性(52)の死亡が確認された。