「NHKニュースおはよう日本」(平日前5・0)の公式X(旧ツイッター)は27日、キャスター陣が連続テレビ小説「虎に翼」(月〜土曜前8・0)の感想を語る「朝ドラ送り」の同日分を振り返り、「俺にはわかる!」とつづった。

26日に放送された「虎に翼」第63回について三條雅幸アナウンサー(42)が「道男が作ったおいなりさん、映っていないのに道男の顔が見えたのは気のせいですかね」と話を切り出すと、首藤奈知子アナ(44)は「そんな感じのおいなりさん。おいしいでしょ、きっと」と苦笑い。是永千恵アナ(29)は「おいしいでしょう。俺にはわかる!」と強調していた。

★第63回あらすじ

仕事を終えて帰宅した寅子(伊藤沙莉)が、まな娘の優未(金井晶)の寝顔を見つめていると花江(森田望智)が「かわいいね」と声をかけ、その後、「そのおいなりさんね道男(和田庵)くんが持ってきてくれたのよ。練習で作ったからって」と不格好ないなりずしを夜食に出した。自分が作ったもののようだと笑う寅子に「かわいいわよね」と満面の笑みを浮かべた花江は「お漬物も切ろうかしら」と上機嫌で部屋を出ていった。

うれしそうな花江の姿に「随分、ご機嫌ね」と驚く寅子。すると花江の息子の直人(琉人)が、道男が来たからだと複雑そうな顔で教えた。亡くなった母・はる(石田ゆり子)に代わって気にかけているだけと笑う寅子に、直人は「俺には分かる。恋は人を笑顔にする」と述べ、ありえないと爆笑する寅子たちに「昔、おばあちゃんも言ってた。まさか寅子と優三さんが一緒になるなんて。『人間、何があるか分からない』って」と言い放った。この発言に寅子は返す言葉が見つからなかった。