小結だった5月の夏場所で初優勝を果たし、新関脇に昇進した大の里(24)は2日、名古屋場所前恒例の愛知県知事、名古屋市長を表敬訪問した。名古屋市内の県、市公館を訪ね、大村秀章知事と河村たかし市長と懇談。夏場所の優勝力士が2人と行うお決まりの「相撲対決」も披露した。

最初に向かった大村知事を「上手投げ」で転がし、靴を脱いではだしになった河村市長を高々とつり上げて最後は「つり落とし」。大の里は首長との対決は知らなかったそうで、「難しいですね」と2連勝にも苦笑い。河村市長は「さすがに筋肉がしっかりしとる」と脱帽した。