バレーボールの全日本男女選抜大会第3日は3日、大阪市のAsueアリーナ大阪で予選リーグ最終戦が行われ、既に8強入りを決めていた女子A組の岡山シーガルズは、V1準優勝のJTに0―3で敗れ、2勝1敗でA組2位となった。4日の準々決勝で、B組を3戦3勝で1位通過した昨年の全日本大学選手権覇者、筑波大と対戦する。

 シーガルズは第1セット、レフト中本、ライト小松原ら両サイドの攻撃を軸に競り合いに持ち込んだものの、22―23から追い付けなかった。先発したセンター川島、セッター宮下は続く2セットは起用せず、若手主体に切り替えたが相手の粘り強い守備の前にアタックを決め切れず、ストレートで屈した。

 女子は他にJT、デンソー、日立が各組1位で決勝トーナメント進出。前回優勝のPFUは金蘭会高(大阪)に、準優勝の埼玉上尾は日立に敗れ、1勝2敗で敗退した。

 男子はV1王者のサントリー、パナソニック、JT広島、日本製鉄堺が3戦全勝で1位通過。