岡山大と中国四国農政局は7月3日、「食料安全保障シンポジウム」を同大創立五十周年記念館(岡山市北区津島中)で開く。今月5日施行の改正食料・農業・農村基本法で、食料安全保障の確保が新たに基本理念に位置付けられたのを受けて企画した。

 農林水産省職員が基調講演した後、先端技術を使ったスマート農業などを取り入れる農事組合法人・寄江原(真庭市下方)、児島湾干拓地一帯で大規模米麦栽培に取り組む国定農産(岡山市南区藤田)の代表者が事例報告。両者に流通関係者らを交えたパネルディスカッションなどもある。

 午後1時25分〜3時15分。無料、先着200人程度。7月1日までに農政局ホームページの専用フォームから申し込む。問い合わせは農政局企画調整室(086―224―9400)。