長野市で、旬を迎えた山菜「アマワラビ」の収穫ツアーが人気を集めています。

橋詰記者:
「長野市のとある山間部に来ています。一見、草原に見えますが、こちらであるものが収穫できるんです。それが、アマワラビです」

収穫が楽しめるのは長野市小田切(おたぎり)地区。

地域のNPOが、10年程前に開墾した土地にアマワラビを植え付けたのをきっかけに、毎年この時期に収穫体験を行っています。

アマワラビは、鮮やかな緑色をしていて、自生のワラビに比べて、あくが少なく調理しやすいのが特徴です。

「ちょうど、ポキっといい感じです」

収穫方法は簡単。

30センチほどに育った「アマワラビ」の茎の軟らかい部分を折るだけです。

22日に行われた収穫ツアーには、県内などから10人ほどが参加。

次々に見つけては収穫し、腕いっぱいに抱えていました。

ツアーの参加費は無料で、収穫した「アマワラビ」は、100グラム100円で持ち帰ることができます。

参加者:
「割とやっぱり、すぐわからなくて慣れてないので。でもそのうちに結構採れたので楽しかったです。アクを取って、お浸しにしたり、炒めたりしたいと思います」

参加者:
「何十年かぶりで面白かったです。プチンと切れるところが面白くて、ついつい(沢山)採ってしまいました」

NPO法人「小田切オアシス」理事長 酒井昌之(さかいまさゆき)さん:
「これだけの広いところで自由に採れるってところはないと思うんですよね。空気は良いし、景色は良いし、楽しんでもらえればいいと思う」

収穫ツアーは26日と31日にも行われます。