5月26日に投開票が行われた静岡県知事選挙で初当選を果たした前の浜松市長の鈴木康友さんは一夜明けた27日、改めて県政運営への意気込みを語りました。

26日、投票が行われた静岡知事選は、立憲民主党や国民民主党が推薦する前の浜松市長の鈴木康友さんが72万8500票を獲得し自民党が推薦した元副知事の大村慎一さんを破りました。

<鈴木康友氏>
「おはようございます」

当選から一夜明け、浜松市中央区の事務所で報道陣のフラッシュに包まれた鈴木さんは、妻の知寿さんと共に厳しかったと語る選挙を振り返りました。

<鈴木康友氏>
「ほとんど寝てないので昨夜の延長線上。喜びと緊張が入り混じった感じ」

選挙の争点となったリニア問題に関しては、基本的には推進する姿勢を明言しました。野球場問題に関しては県と浜松市などで協議会を作りたいと話しました。

27日朝、最大の後ろ盾ともいえるスズキの鈴木修相談役にはお礼の挨拶をしたということです。

<鈴木康友氏>
「きのう途中で相談役は引き上げて車中で当選確実を聞いたそうで、実際の場面を見られなくて残念だと、本当におめでとうと話をいただきました」

知事選の投票率は52.47%で、3年前、2021年の前回選を0.46ポイント下回りました。