SNSの普及に伴い、様々な様式が変わってきたが、就職活動も同様だ。
かつては、企業サイトや就活サイトをチェックするのが当たり前だったが、最近は少し違うようだ。
ある調査によると、日本では半数以上の学生が就職活動の情報収集をSNSで行っているという結果が出たという。

お隣・韓国はどうだろう。4月5日、AIマッチング採用コンテンツプラットフォーム「キャッチ」がZ世代の就職活動中の学生2404人を対象に、「就職情報検索に活用するポータル」について調査した結果(複数回答可)、全体の67%が「YouTube」を選び、「NAVER」(57%)、「Google」(32%)、「Instagram」(21%)と続いた。
どうやら韓国でも日本と同様に、自ら調べるよりもSNSを利用した情報収集が増加しているようだ。
実際、就活生が就職情報をYouTubeで検索する理由は、「簡単で楽しい」(53%)、「映像コンテンツがいい」(15%)などの意見があがった。
また見られる内容としては「企業紹介系コンテンツ」が最も多く、再生時間は「1〜10分以内」のショート動画が好まれることもわかっている。
こうした結果に対して、韓国内では「苦労して調べたものではないから、効率を求めているように見えて、ただ大変な思いをしたくないだけなのでは」「最近の若者はなんでも簡単に済ませようとする。もっと苦労したほうが身になると思うのだが」「就活までYouTube。俺たちの時代とは本当に変わった」など、多くの意見が上がっている。
若者たちを中心に耳にする「タイパ(タイムパフォーマンス)」。しかし、人生は長い。
そんなに生き急ぐ必要があるのだろうか…。
(文=サーチコリアニュース編集部)