その献身に光が当たることは少ないが、光が当たらないことこそ仕事の成果なのかもしれない。芳賀赤十字病院の医師で日本協会帯同ドクターの河又典文(かわまたのりぶみ)さん(48)=真岡市在住=は「選手に何も起こらないよう活動するのがわれわれの使命」と胸を張る。同役職で内科医は5人のみ。その1人として縁の下で日本代表の躍進を支えてきた。