1年目のブライトンで躍動した三笘薫を引き合いに、苦言を呈した。

 英メディア『talkSPORT』は、ブライトンやリバプールでプレーした元ウェールズ代表FWのディーン・サンダース氏が今シーズンのプレミアリーグにおける「最も恥ずかしい瞬間」に、マンチェスター・ユナイテッドがリバプールに0−7の大敗を喫した試合を選んだと報じた。

「ユナイテッドにとって恥ずべきことだった。私はこのクラブに憧れていたんだ」
 
 さらに、「今シーズン最大の失敗」には、そのユナイテッドのイングランド代表FWジェイドン・サンチョを挙げ、「しばらくこのことについて考えたんだが、サンチョに何が起こったんだ?(移籍金は)8000万ポンドだったか?」と話し、こう続けている。

「ブライトンでプレーするミトマを見ていると、サンチョに『なぜ彼のようにプレーしないんだ?』と言いたくなる。ミトマと同じくらいポジティブになれ。彼(ミトマ)はボールを拾うと、相手に向かっていく」

 サンダースは「(サンチョが)ドルトムントでそうプレーしているのを見てきた。彼は相手に向かって行き、ボールを失うのを気にせず、サイドラインに近くにいた。いまのミトマに少し似ていたが、自分の殻に閉じこもってしまった」

 三笘のように失敗を恐れずに仕掛けろ――。ユナイテッド移籍後は鳴かず飛ばずで苦悩する23歳にそう促した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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