ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長は、以前から日本人選手獲得に言及している。

 今季、ディエゴ・マラドーナ時代以来となるスクデット獲得(セリエA優勝)を果たしたナポリ。その大きな原動力となったひとりが、韓国代表DFのキム・ミンジェだ。その成功を受け、デ・ラウレンティス会長はアジア市場の開拓に積極的と言われる。

 様々な日本人選手への関心が報じられているが、しばしば名前が挙がっているのが、レアル・ソシエダの久保建英、シュトゥットガルトの伊藤洋輝、ボルシアMGの板倉滉だ。

 キム・ミンジェの契約には7月上旬に有効な契約解除条項が設定されていると言われ、プレミアリーグの強豪クラブの引き抜きが有力視されているところ。伊藤や板倉はその後釜候補と言われる。一方、久保はメキシコ代表のイルビング・ロサーノの代わりとの見方がある。

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 イタリアのメディア『FOOTBALLNEWS』は6月1日、久保について「左右どちらでも関係なくプレーできる」と評価。「ナポリがロサーノを放出するなら、最高の投資となるかもしれない」と報じた。

 また、伊藤については「高くて敏捷、戦術的にはまだまだだが、すでに明確な特徴を持つ」と評している。板倉は「より経験が豊富で、優れた足技を持ち、技術的クオリティのおかげでうまくプレーをつくることができるCB」と紹介した。

 デ・ラウレンティス会長は先日、優勝監督ルチャーノ・スパレッティの退任を明らかにした。また、クリスティアーノ・ジュントリSDも退団が取りざたされている。まずは重要ポストの今後が注目されるが、同時に会長が狙っている日本人選手が誰なのかも気になるところだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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