アルゼンチン代表のリオネル・メッシが、気になる引退時期について語った。英紙『Mirror』が伝えている。

 史上最多8度のバロンドール受賞を誇る36歳は、バルセロナとパリ・サンジェルマンで幾度となく優勝を経験し、代表でもワールドカップ、コパ・アメリカ、オリンピック制覇を達成。個人でもチームでも獲得しうるほぼ全てのタイトルを手にすると、昨夏にフットボールの最前線である欧州を離れ、アメリカのインテル・マイアミへ拠点を移した。

 キャリアの晩年に差し掛かっている様子が窺えるが、「何歳までプレーする」などのイメージはあるのか。メッシは『MBC』の『Big Time Podcast』で、次のような考えを明かした。

「『パフォーマンスを発揮できていない』『楽しめていない』『チームメイトの役に立っていない』と思った瞬間が、その時だ。今がその一歩を踏み出す時だと感じたら、年齢は考えずに踏み出すよ。もし調子が良ければ、常に競技を続けようとする。なぜなら、それが僕の好きなことであり、僕のやり方だからね。

 キャリアで全てを達成でき、夢を実現できて幸運だったし、プロとしても人間としても、家族や友人たちとも、これ以上は望めないというのが正直なところだ。神様が僕に与えてくれたもの全てを楽しむようにしている」
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 また、インテル・マイアミのヘラルド・マルティーノ監督もこの話題に言及。バルセロナ時代、アルゼンチン代表時代に続き、三度メッシと共闘体制を築いている61歳のアルゼンチン人指揮官は、愛弟子のメンタリティを称えた。

「ナンバーワンはどこでプレーしようとも、競争心と勝利への欲望をキャリアを通じて維持するものだ。それが彼の大きな特徴だ。私が彼を監督するのは3度目だから、驚きはしないよ。バルセロナでの最初の時と同じように、今日も出くわすもの全てに挑戦しようとする意欲を感じるよ」

 日本のレジェンド三浦知良は、57歳にしてなお現役だ。アルゼンチンの英雄の勇姿は、いつまで見られるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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