日本人5選手が所属するセルティックで韓国代表FWが苦境に立たされている。

 韓国メディア『InterFootball』は「オ・ヒョンギュが危機を迎えている。徹底的に無視されている」と、若きストライカーの現状を伝えた。

「オ・ヒョンギュはメンバーから除外された。驚くべきことではない。オ・ヒョンギュは最近、ブレンダン・ロジャーズ監督に完全に無視されているからだ。直近6試合で出場したのはたった1度に過ぎない。先月18日、キルマーノック戦で途中投入され、10分ほどをプレーしたのが全てだった」

同メディアは、「以後、5試合連続試合に出られずにいる。さらに、5試合のうち3戦はメンバーから除外されるほど継続して出場機会を掴めずにいる状況だ」と続けている。

「オ・ヒョンギュがレギュラーを奪えない理由の一つはキョウゴ・フルハシ(古橋亨梧)の存在のせいだ。キョウゴはオ・ヒョンギュがセルティックのユニホームを着る前からエースとして活躍を繰り広げ、チームの攻撃をリードしている選手だ。今シーズンも公式戦41試合に出て15ゴール・2アシストをマークしている」
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 記事は「キョウゴのバックアッアッパーの役割を着実に遂行してきたオ・ヒョンギュはこのポジションも奪われた。セルティックが冬の移籍市場を通じて連れてきたアダム・アイダによって、バックアッパーからも追いやられたのだ」と指摘。現状を憂いている。

「もちろんオ・ヒョンギュがまだ若い人材だからチャンスは無限にある。2001年生まれでまだ22歳だ。だが今後、韓国代表の最前線を担う人材が試合に出られていないという点は残念だ。セルティックでレギュラー争いに生き残れなければ、代表チームからも遠ざかるしかない」

 韓国代表はいわゆる9番のタレント不足が課題なだけに、若きホープの苦境は看過できない問題だろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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