4月6日にアトランタのメルセデス・ベンツ・スタジアムで行なわれた『SheBelieves Cup』の初戦で、日本女子代表はアメリカと対戦。開始わずか30秒に清家貴子のゴ―ルで先制したものの、22分に同点に追い付かれると、77分にPKで勝ち越し点を献上し、1−2で敗れた。

 3位決定戦に回ったなでしこジャパンは、9日にカナダにPK戦で敗れたブラジルと対戦する。

 このアメリカ対日本、カナダ対ブラジルのレベルの高さに驚嘆の声を上げたのが中国メディアだ。『捜狐』は「SheBelieves Cupの2試合から得た気づき」と題した記事を掲載。こう伝えている。

「アメリカのSheBelieves Cupの試合を見て、我が国の男子代表が外国とは違うサッカーをしているだけでなく、女子も同じだと感じた。アメリカ対日本、カナダ対ブラジル、両方の試合のペースが本当に速すぎる」
【PHOTO】なでしこJのアメリカ戦出場16選手&監督の採点・寸評。清家が開始30秒で先制点をゲット
 記事は、「(中国の)女子スーパーリーグでのプレーに慣れている代表選手たちが、このペースが速く、激しい試合に適応するのを想像するのは難しい」と続けている。

 また、5万人以上を集客した日米戦について、「世界のサッカー界において、ごく普通の女子サッカーの強化試合だったにもかかわらず、観客数は5万人を超えた。女子サッカーの試合を誰も見ないと誰が言ったのか?」と綴っている。

 ピッチ内外で驚きを感じたようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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