横浜F・マリノスは4月24日、アジア・チャンピオンズリーグの準決勝・第2レグで韓国の蔚山と対戦している。

 敵地での第1レグは0−1。ファイナル進出に向け、勝利が絶対に必要な横浜は、30分までに3点を奪取。13分に植中朝日、21分にアンデルソン・ロペス、30分に再び植中がネットを揺らす。

 だが、ここから状況は一変。35分にはCKからマテウス・サレスのヘディングシュートで被弾。39分にはPK献上の上島拓巳が一発レッドで退場。このPKをダリヤン・ボヤニッチに決められ、3−2で試合を折り返す。

 数的不利で、トータルスコアは3−3で迎えた後半、47分にボヤニッチのシュートでゴールを割られる。だがこれはGKポープ・ウィリアムの目の前にいたグスタフ・ルドウィグソンのオフサイドで得点は取り消される。
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 10人の横浜は劣勢を強いられるも、マイボールにすればアグレッシブに攻撃を繰り出す。63分には永戸勝也のクロスからヤン・マテウスがヘッドで叩き込んだが、オフサイドでノーゴールに。

 その後も押し込まれる時間が続き、際どいシュートを見舞われるなか、守護神ポープの好守などで凌ぐ横浜。粘り強く守りながら、チャンスをうかがう。

 そして、後半はスコアボードが動かず。2戦合計3−3のまま、試合は延長戦に突入した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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