アーセナルの冨安健洋は4月28日、プレミアリーグ第35節のトッテナム戦で先発フル出場した。スタメンに名を連ね、試合終了までピッチに残っていたのは、11月25日の第13節ブレントフォード戦以来、約5か月ぶりのことだ。

 敵地で宿敵とのノースロンドンダービーに臨んだミケル・アルテタ監督のチームは、15分に均衡を破った。CKの場面で冨安をマークしていたピエール=エミル・ホイビェアのオウンゴールにより先制する。
【動画】冨安がダービーで先制のオウンゴールを誘発
 さらにブカヨ・サカ、カイ・ハバーツの追加点でハーフタイムまでにリードを3点としたアーセナルは、後半に2失点したものの逃げ切り。3連勝を飾り、消化は1試合多いものの、2位マンチェスター・シティとの1ポイント差を保った。

 左SBでプレーした冨安について、『The Independent』は採点記事で7点と評価。「典型的な力強いSBのパフォーマンスを見せた」と賛辞を寄せている。
 また、『GiveMeSport』は6点をつけ、「(GKダビド・)ラジャ同様、トミヤスもあまりやるべきことがなかった。だが、彼も必要とされたときに落ち着いたアプローチ」と報じた。

 一方、米『NBC Sports』は「終始(デヤン・)クルセフスキに動じさせられた。いくつかずさんなパスもあった」と5点の辛口評価。『Squawka』は同じく5点をつけたが、「再び不慣れなサイドでプレーしたが、それで日本代表が阻まれることはなかった」と伝えている。

 ふくらはぎのケガで離脱を余儀なくされ、復帰後も終盤からの出場が続いた冨安だが、ここ2試合は先発出場。激しいタイトルレースが繰り広げられている終盤戦で、さらに存在感を高められるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【記事】「トミーになにすんや」「ふざけんな」冨安健洋の右足を踏みつけたFWにファン激怒! まさかのカードなしに不満続出「レッドだろ」「VARなにしとんねん」
 
【記事】「信じられないヘマ」「本当にひどい」快勝ムードが一変...アーセナルGKのまさかのミスに批判殺到!「能なしめ。遠くに蹴っとけよ」

【記事】「ダイチが10人いるのが全ての監督の願い」縦横無尽に躍動した鎌田大地をラツィオ指揮官が大絶賛!「素晴らしい選手。頭の中にコンピューターが入っている」