日本サッカー協会は5月24日、ワールドカップ・アジア2次予選のミャンマー戦、シリア戦に臨む日本代表のメンバーを発表。会見で森保一監督が、久々の招集となった鎌田大地に言及した。

 2024年は一度も代表に招集されていなかった鎌田。所属するラツィオでは主力としてプレーする27歳のMFを指揮官はこう評した。

「チームを勝たせる存在感を発揮していると思いますし、本人の良さでもある攻撃でも守備でもチームに貢献しながら、リズムを生み出す、そして得点に絡む特長を見せている。試合に出続けているということで、コンディションも非常に上がってきているのかなと思います」
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 鎌田に加え、冨安健洋やパリ五輪世代の鈴木唯人らが代表復帰を果たした一方で、これまでコンスタントに選出されてきた浅野拓磨や毎熊晟矢は今回招集外に。

 指揮官は「常連、コアだということはもちろん招集の中で自然と出てくるが、代表は約束された絶対の場所ではない。競争がある」と強調。そのうえで、「(浅野や毎熊は)今後も代表の戦力になっていく選手だとは思っていますし、それだけ能力の高い選手だと評価しています」と語った。

 森保ジャパンは6月6日にアウェーでミャンマーと、同11日にエディオンピースウイング広島でシリアと対戦する。

取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

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