現地時間5月26日に開催されたポルトガルカップの決勝で、守田英正を擁し、国内リーグを制したスポルティングは、3位に終わったポルトと対戦。一時ベンチスタートが続いていた守田は、公式戦3試合連続で先発した。

 2冠を目ざすスポルティングは19分、CKからセント・ユステが打点の高い豪快なヘッドで叩き込み、幸先良く先制する。

 ただリードも束の間、25分にまずい守備からエバニウソンに被弾。あっという間に同点に追いつかれると、29分には先制点をマークしていたオランダ代表DFが、ペナルティエリア手前で手荒なファウルを犯し、レッドカードを受ける。

 新たなDFが必要になったスポルティングは、中盤の守田を下げ、世代別のポルトガル代表に名を連ねる22歳のカレスマを送り込む。
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 これにより、今月10日に20代最後の誕生日を迎えた日本代表MFの今季は終了。公式戦40試合で2得点・4アシストが、スポルティング2年目の最終結果となった。

 その後は長らく1−1の時間が続いていたなか、延長に入って100分に19歳の守護神ピントのファウルでPKを献上。イラン代表のタレミに決められ、ついに勝ち越しを許す。

 大白熱の一戦はこのまま1−2でタイムアップ。アモリム監督が率いるスポルティングは、ライバルのポルトに敗れ、リーグ戦に続いての優勝を逃した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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