ライプツィヒを率いるマルコ・ローゼ監督が、パリ・サンジェルマン(PSG)からの期限付き移籍でプレーしているオランダ代表MFシャビ・シモンズの去就に言及した。9日、ドイツメディア『スカイスポーツ』がコメントを伝えた。


 現在20歳のX・シモンズはバルセロナの下部組織で育ち、“神童”と謳われるなど早くからその才能に注目が集まっていた。2019年7月にPSGの下部組織へ移籍し、2021年2月にトップチームデビュー。しかし、満足な出場機会を得られず、2022年夏に契約満了でPSGを退団した。


 すると、フリートランスファーで加入したPSVでその才能をいかんなく発揮し、2023年夏にPSGが買い戻しを決断。X・シモンズはPSGと2027年夏までの契約を結び、2023−24シーズンはライプツィヒに期限付き移籍している。今季はここまで公式戦35試合に出場し、8ゴール10アシストを記録している。


 9日に行われたブンデスリーガ第25節ダルムシュタット戦(○2−0)後にX・シモンズの去就について質問されたローゼ監督は、「私たちは楽観的だし、彼はここで快適に過ごしている」とコメント。次のように言葉を続け、X・シモンズが来シーズンもライプツィヒでプレーする可能性を示唆した。


「彼は家族のアドバイスをよく聞いている。私たちは色々なことについて話すんだ。夏に私は彼にここへ来るよう説得し、なんとか実現した。その時に話したことの多くがうまくいった」


「シャビは礼儀正しい少年で、明確なキャリアプランを持っているし、次のステップに進むべき時期もわかっている。今のところ、私たちは彼に合っている。彼はこの街で、ここの仲間と、私たちのサッカーを楽しんでいる。彼にとっても私たちにとっても、とても良い雰囲気だし、私たちは(レンタルの)延長に向けて努力している」