トッテナムに所属する韓国代表FWソン・フンミンが、ドイツ代表FWティモ・ヴェルナーの残留を望んでいることを明かした。3日、イギリス紙『イブニング・スタンダード』が伝えている。


 現在28歳のヴェルナーは今年1月にライプツィヒからレンタル移籍でトッテナムに加入。ここまで公式戦11試合出場で2ゴール3アシストを記録するなど、シーズン途中の加入ながら、チームに好影響を与える活躍を見せている。


 そんなヴェルナーだが、レンタル移籍期間は今シーズン終了までとなっており、契約には1500万ポンド(約29億円)の買い取りオプションが付随しているものの、現時点ではこれを行使するかは未定となっている模様で、去就は不透明となっている。


 ヴェルナー自身はトッテナム残留を望んでいることが報じられているなか、主将を務めるソン・フンミンも同選手の働きぶりに賛辞を送りながら、チームにとどまることを望んでいることを明かした。


「彼は監督の要求に耳を傾けていると思う。試合に臨む上でウィンガーは非常に重要であり、ワイドで適切なポジションにいる必要がある。ティモとブレナン(・ジョンソン)はお互いを理解して素晴らしい仕事をしている」


「彼がトッテナムに来た時、少し自信を失っていたけど、今は自信を持ってより快適にプレーしていることがわかる。何度かチャンスを逃したけど、いつか来るだろう。彼は素晴らしい仕事をしている。これまでも言ってきたように、彼はブンデスリーガの得点王になったこともあり、これから大きな試合を控えている中で、チームのためにもっと得点とアシストをしてくれることを期待している」


「僕は常にいい友達やチームメイトを作りたいと思っている。しかし、サッカーでは保証はなく、クラブが決定を下すことになる。でも、ティモは喜んでここに残ると思うよ。選手としては、彼が今よりもいい選択肢を持てるように助けたいと思っている。それがチームメイトの仕事だ。シーズンの終わりに何が起きるかは見ていくしかない。僕は彼に残って欲しいと言えるね」