フランス代表FWオリヴィエ・ジルー(ミラン)が、今夏に行われるEURO2024を最後に同代表から引退する意向であることを明らかにした。


 現在37歳のジルーは2011年11月11日に行われたアメリカ代表戦でフランス代表デビューを果たした。2018 FIFAワールドカップ ロシアでは5大会ぶり2度目の優勝に貢献するなど、これまで通算131に出場。ティエリ・アンリ氏らを超え、同代表では歴代最多となる57ゴールを記録している。


 そんなジルーだが、フランス紙『レキップ』でのインタビューで「もちろん、とても寂しくなるだろうけど、フランス代表チームでの僕の時間はEUROをもって終わりだと思う。若い選手に自分の地位を譲る必要がある」とEURO2024を最後に代表から引退する意向であることを表明した。


 今月13日に今シーズン限りでミランを退団することを発表していたジルー。その後、MLS(メジャーリーグ・サッカー)のロサンゼルスFC(LAFC)に加入することも明らかになっているなか、代表でのプレーにも区切りをつけることが明らかになった。