3日、パリオリンピック2024に臨むU−23日本代表のメンバー18名が決定。チームを牽引してきたMF松木玖生（FC東京）が落選となった。


　U−23日本代表を率いる大岩剛監督が、パリ五輪に臨むU−23日本代表のメンバー18名を発表。GK小久保玲央ブライアン（ベンフィカ／ポルトガル）、MF藤田譲瑠チマ（シント・トロイデン／ベルギー）、山本理仁（シント・トロイデン／ベルギー）、FW細谷真大（柏レイソル）らが順当に選出された一方で、今年4月のパリ五輪アジア最終予選を兼ねたU−23アジアカップでもチームを牽引していたMF松木玖生（FC東京）が落選となった。


　選出外の理由について、大岩監督は「選ばれていない選手に対してのコメントは避けたいと思っています。ただ、彼のコンディションに問題があるという理由ではない、ということだけは伝えさせてもらいます」とした上で、山本昌邦TD（ナショナルチームダイレクター）が「松木選手の件の補足になりますが、移籍の可能性があります。その中で、オリンピックの期間に我々が確実に招集できるという確約が取れませんでした。それが一番の要因です」と述べている。