602日ぶりの先発登板となる堀田

巨人・堀田賢慎と広島・森下暢仁のインフォグラフィック


巨人の2019年ドラ1右腕、堀田賢慎投手が今日の広島戦(東京ドーム)で今季初先発する。フォスター・グリフィンが「右腹直筋筋損傷」で戦線離脱したため、その代役としてチャンスが巡ってきた。

今季ここまで中継ぎとして2試合に登板し、防御率2.25、奪三振率9.00の成績。直近では6日のDeNA戦(東京ドーム)で4番手として登板し、3回38球を投げて2安打3奪三振1失点だった。そこから中6日で今季初先発のマウンドに上がる。

広島戦は昨季、中継ぎとして1試合に登板し、2イニングを投げて、2三振を奪うも田中広輔に一発を浴び2失点。2022年には先発として4試合に登板するも、0勝1敗、防御率8.62で、いずれも5回持たずに降板しており、相性は良くないと言えるだろう。

一軍での先発登板は2022年8月20日の阪神戦(東京ドーム)以来602日ぶり、白星となると同年8月5日のヤクルト戦(神宮)以来となる。期せずして巡ってきた久々の先発チャンスを5年目右腕はものにすることができるか注目だ。

右肘の張りで出遅れた森下

一方、広島の先発は森下暢仁。右肘の張りを訴えて開幕2戦目の登板を回避していたが、患部は順調に回復し、今季初の一軍マウンドに上がる。直近では5日のウェスタン・リーグ阪神戦(由宇)で6回87球を投げて、8安打3奪三振2失点の内容だった。そこから中7日で今日の登板に臨む。

巨人戦には昨季4試合に先発して、3勝無敗、防御率2.48と好相性だった。ただし、坂本勇人には6打数4安打1本塁打と打ち込まれていただけに、今日の対戦でも細心の投球を心がけたい。

昨季はオフに受けた手術の影響で5月に一軍初登板となったが、そこから20試合に登板して9勝をマークした。今季も出遅れを感じさせないピッチングを披露し、自身3度目の2ケタ勝利へ好スタートを切りたいところだ。

その他の試合の予告先発は以下の通り。

【セ・リーグ】
DeNA・A.ケイ−ヤクルト・吉村貢司郎(横浜)
中日・H.メヒア−阪神・大竹耕太郎(バンテリンドーム)

【パ・リーグ】
楽天・松田啄磨−ロッテ・種市篤輝(楽天モバイル)
西武・隅田知一郎−ソフトバンク・L.モイネロ(ベルーナドーム)
オリックス・宮城大弥−日本ハム・加藤貴之(京セラD大阪)

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